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 考えられないような巨大地震と大津波、そして、最も危惧されていた原子力発電所の制御不能の事態…この週末をはさんで、日本列島は文字通り烈震に揺れています。しかも、この恐ろしいまでの揺れは、戦後のこの国のありようを根本から見直すことを迫るさまざまな問題点を露出させており、私たちの生きている社会がいかに脆いものだったかを剥き出しにしてみせてくれているような気もします。

 週明けの初めての部長連絡会で、何を言ったものか迷いましたが、それでも、いま私たちにできること、しなくてはならないことを、もう一度、自分の中で整理するためにお話をしました。
以下、その抜粋…です。

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 東北大震災については、ご承知の通りの状況だ。地震、津波による空前の被害に加えて、東京電力福島第1、第2原発の原子炉が冷却不能に陥った問題は、極めて深刻な事態になりつつある。クリーンで安全と、あれだけ豪語していた原発が制御不能に陥って、多くの住民が避難を余儀なくされている。先ほど6時過ぎには第1原発2号機で爆発が起き、メルトダウンが始まっている状態になったとみられているが、すでにアンコントールドな状況で最悪のシナリオに向けて原子炉の暴走が始まっていると考えた方がいい。一転二転した計画停電でも、首都圏の生活も大きな混乱が生じており、東京電力、政府の情報コントロールや具体対応もある種のパニック状態に陥っている。政府にしても東電にしても、司令塔が混乱し、指揮中枢機能が失われるという状態は、ほとんど終戦直後の混乱に匹敵する事態ではないか。救いがあるとすれば東京以西、日本の国土の半分が当面、正常に生き残っているということだろう。

 建設事業本部関係では、すでに合板やアルミなど、資材の一部が品薄状態になり始めている。報告にあったようにトラベルはもちろん、CM自粛によって広告事業本部の業務にも影響が出始めている。不動産、地産、企画の各事業本部の業務も例外ではない。この震災のもたらす深刻な影響は、たぶん、最低でも数年、長ければ5年以上にわたって続くのではないかと思われる。製造、流通、さらに、農漁業などへの打撃は甚大で、リーマンショック以来、ようやく立ち直りかけていた日本経済は、大きく腰折れし、しばらくは立ち直れない事態だと認識している。

 こうした未曾有の影響については、各事業本部が責任を持って予測調査をし、すでに生じている影響も含め細大漏らさずリストアップして、対応策を含め、今週中にペーパーで報告して欲しい。立ち上がりで後手に回れば、いつまでも後手に回ってしまう。そういう危機感を持って向かっていただきたい。

 合わせて、ここ鹿児島でも地震はもちろんのこと、火山災害、風水害など「想定外」の緊急事態が十分に発生しうることを肝に銘じたい。そうした事態が起きた時に、自分自身はもちろん、家族、会社、お客様をどのように守っていくか、改めて総合的なシミュレーション、マニュアル作りにも取り組む必要があると考えている。今回は、安否確認などにメールよりTwitterが生きていたといわれる。少なくとも幹部社員はtwitterアカウントを取得し、twitterによる社内連絡ネットワークの構築についても検討して欲しい。この作業は、年度明け早々に、着手したい。

 また、HPについてはトップページを昨日よりお見舞い、哀悼メッセージに変えている。総務本部長からあったように、今日から全社あげて、節電運動に取り組むと同時に義援金の募集を始める。各事業本部で趣旨を了解のうえ、取り組んでいただきたい。節電しても、九州電力からの応援送電は容量が限られているが、それでもなお取り組むのは、今回の震災を、これまでのエネルギー多消費型の社会を見直しながら、私たちの会社の姿勢、商品のあり方をも再検討する重要な契機にしなければならないからだ。この事態から何を学び、教訓化するか。それができなければ、再び同じ過ちを犯すだろうし、今回の犠牲を無駄にすることになってしまう。

 また、地域貢献を名ばかりのものにしないために、現地の状況を見ながら、復興作業が始まった時点で建設義業本部のスタッフを現地にボランティア応援派遣させたいと考えている。実際に被災地の実情を肌で感じながら、多くを学んできてほしい。鹿児島で同じような事態が発生した時に私たちが地域の信頼にこたえられる活動ができるかどうか、そのため人的投資であり、重要な作業であると考えている。

 以下略

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 会議終了後、テレビをつけたところ、福島原発の暴走はさらに深刻な状況となり、政府は20㌔~30㌔県内の住民に屋内退避を指示しました。原発事故史上、たぶん、チェルノブイリ事故に次ぐ災害の様相を呈しています。

 その先には、何が待っているのか。想像するのもおぞましい時間が過ぎています。
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