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 新調した女子社員の制服が社内で配られ始め、ふと気が付くと、9月も残り一週間。
10月1日の衣替えが目の前です。時節柄、男性社員のクールビズは一か月延長されますが…。

 このところ、鹿児島も秋が駆け足でやってきて、つい先日まで天空を支配していた積乱雲は姿を消し、鰯雲が広がっています。

         
         秋夕景2


 黄昏の夕焼けの向こうは、いま、国益や歴史観、内政矛盾や面子、意地、思惑が渦巻く東シナ海。かつて、国境も何もない時代、太古の人々は、クリ船を操り、琉球弧から九州、朝鮮半島から山東半島、さらに中国南部、台湾を行き来しつつ、その土地土地の独自の生活文化を伝えあってきました。文字、言語、神々と信仰、食文化、祭礼、農耕、天文、航海術…東シナ海をグルリと取り囲む文化圏は、一時期、エジプトやギリシャを凌駕するものだったと言われます。

 40年前の日中国交回復の際、周恩来と田中角栄が交わした「領土問題の棚上げ=子孫たちの知恵に任せよう」という黙契は、壮大な東アジアの交流の歴史を前提にした「しなやかな大人の叡智」だったのでしょう。

 威勢のいい掛け声を発しながら、過剰にナショナリズムの発揚を訴える候補者たちが競う自民党総裁選挙は明日が投開票。いつの時代も、「勇ましく鼓舞する人」がいかに危ういか、は歴史上の無数の名もなき犠牲者たちが示しています。

 門を出れば 我も行く人 秋のくれ    蕪村 

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