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2012.08.06 東大話法
 この週末に実施されたTBSの世論調査で、74%の人が「将来的に原発は全廃すべき」と回答したそうです。「現状維持」が13%、「増設すべき」が1%で、合計しても15%に満たないという結果に、時代の潮流が大きく進路を転じてきたな、と思います。

 フクシマの検証も総括もできないうちに、しかも、かつて出来レースで設置が許可されていたことを示すように、既存原発直下の活断層が見つかっている事態の中で、大飯をはじめとした原発が次々に再起動されようとしている。何度も書きましたので繰り返しませんが、この国の利権にまみれた原子力ムラを解体し、一から出直さなければならないという時に、電力会社の管理職社員が、ノコノコ公聴会に出てきて「福島では、直接、放射能で亡くなった人はいない」などと言い放つ。そうしたムラの神経に、多くの国民が呆れた末の調査結果であり、この国のエネルギー基本政策がどうこうという話ではないのでしょう。

 「原発危機と『東大話法』」という本の著者である安富歩・東大教授は、フクシマ事故に際し、専門家や学者や官僚が次々にマスコミの登場しては、当事者である彼らがニヤニヤしながら、もっともらしい話を並べる姿を目の当たりにして、その多くが、彼の勤務先である東大の関係者や卒業生であることに気付いたといいます。その上で、彼らの操る欺瞞的言語を「東大話法」と名付けました。

その東大話法の根幹は八つの規則で表現されるといいます。、紹介しますと…

① 自分の信念ではなく、自分の立場に合わせた思考を採用する
② 自分の立場に都合のいいように相手の話を解釈する
③ 都合の悪いことは無視し、都合のよいことだけ返事をする
④ 都合のよいことがない場合には、関係のない話をしてお茶を濁す
⑤ どんなにいい加減でつじつまの合わないことでも自信満々に話す
⑥ 自分の問題を隠すために、同種の問題を持つ人を、力いっぱい批判する
⑦ その場で自分が立派な人だと思われることを言う
⑧ 自分を傍観者とみなし、発言者を分類してレッテル貼りし、実体化して属性を勝手に設定し、解説する

 8番目は少々難しい言い回しですが、自分を安全圏に置いた上で、勝手に他者の思考を決めつけて、都合よく解説するというほどの意味でしょうか。

 何も、東大に限ったことではなく、この手の人物、そういえば、周囲にゴロゴロしていそうな気もします。時に、わが身も振り返りつつ…反省多々。
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