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2012.07.03 梅雨小考
 九州北部に梅雨前線が停滞して、あちこちで被害が出ているようです。
 鹿児島も、朝から降りみ降らずみ…ムッと身体にまとわりつくような湿気が街中を包んでいるような感じ。そもそも、梅雨の語源は「黴雨」、つまり黴(かび)だともいわれます。黴菌(ばいきん)の黴ですね、気持ちのいいものじゃありません。

 窓の向こう、海越しの桜島が雨雲に覆われているのを眺めながら、でも、この梅雨というモンスーン地帯、とくに照葉樹林帯に特有の自然現象は、私たち日本列島に住む人間の基本的なライフスタイルを作った大きな要因なのかも知れないな…と考えたりしてしまう。

 襖や障子、引き戸、縁側、畳…という住いのあり方だって、年に一回巡ってくる梅雨時期を意識しながら、風通し、内と外との空気の循環をとても大切にしたものだろうし、醤油、納豆、焼酎から日本酒まで発酵食の文化も梅雨なしに考えられません。

 海外では挨拶というと、まず、握手。肩を抱き合って…というのが当たり前ですが、大和民族は直接、身体を触れ合わすことが苦手です。やたら皮膚を接触させて親愛の情を表すのは、やはり乾燥地帯の民族に特有なのでしょう。この季節、黙って座っていても、掌や背中がジトっと湿ってしまう日本列島では、握手も爽やかではなくなってしまいます。

 鹿児島の平年の梅雨明けは7月13日。あと少しの辛抱です。
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