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2012.01.25 休眠打破
 昨日から鹿児島も、この冬一番の寒波にさらされています。といっても、記録的な豪雪に悩まされている山陰、北陸、東北、北海道の方々には「その程度で、寒波だなんて…」と言われそうですが。 
 この寒さは来月半ばまで続くそうで、この分だと、今年の桜は見 ごたえがあるんじゃないかと期待しています。サクラはもちろん、春の花ですが、その花芽は、前の年の夏に作られるそうです。生まれた小さな花芽は、その後成長することなく、眠り込んでしまう。半年近く眠り続けた花芽は、一定の期間、低温にさらされることで、眠りからさめ、花を咲かせるための本格的な準備を始めるのですね。これを「休眠打破」といいます。やがて、ゆっくりと気温が上昇するにしたがって、花芽の成長が加速し、成長のピークを迎えると同時に開花するわけです。

 つまり、桜の開花状態は、秋もですけれど、主として春先、早春の気温が大きく影響する…常夏、あるいは、常春の地域では桜は美しく咲くことができない。律儀に日本列島を染め上げる四季のありがたさを思います。
 
 では、なぜ、桜の花芽は夏に生まれてすぐに眠り込んでしまうのか。秋から冬へと気温が下降する季節、生命活動を極力抑制して、不適な環境から身を守ろうとしているのだ、といわれます。

 逆境を真正面から受け止めるのはいかにも勇ましく、凛々しい姿ですが、形勢不利と見れば、時に首をすくめ、惰眠を貪りつつ、暴風が過ぎ去るのを待ち続けるのも、これまた確かな生き方なのでしょう。三寒四温の時期を過ぎ、一雨ごとに春が近付いているとみるや、眠りから覚め、一気に開花準備を加速する。時宜を見はからい、環境変化を敏感に感じ取りながら、緩急自在に身をこなす桜の花芽の動きは、さまざまなことを教えてくれているような…。自身にとっての休眠打破は、何なんだろうと思いつつ。

 今朝、女性社員が桜の花を活けてくれました。おや、もう、この時期に…。調べてもらったら、トウカイザクラという珍しい種類。薄いピンクの小さな花が枝一杯について、早春に咲くのだそうです。
立春を前に一足早い、春の使者です。

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