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2011.09.21 夢花火散る
花火
・何度、手を洗っても、綺麗になった感じがしない
・電車やバスの、つり革につかまれない
・何回、掃除をしても、まだ不潔な感じがして、恐怖さえ感じてしまう。
・外出先のトイレの便座に座れない
・トイレのノブを触れない
・酒を杯で回し飲みが出来ない
・エスカレーターやバスの手すりにつかまれない
・図書館の本や古本が触れない
・オフィスやネットカフェの他人が触ったパソコンのキーボードを触れない
・タッチパネルやエレベーターのボタンが触れない
・病院のスリッパを履けない
・手でにぎる寿司が食べられない
・温泉や銭湯の洗い場の椅子が使えない
・お札やコインを触れない
・1日に何度も、シャワーを浴びたり、お風呂に入ったりしてしまう
・他人と一緒に鍋や焼肉をつつくのに抵抗がある

 ちょっと長くなりましたが、以上は潔癖症かどうかを判定するテストの一部です。潔癖=不潔不安症は強迫性障害の一種だそうですが、その特徴は「自分が異常な行動を取っているという感覚はなく、菌や汚れに過剰反応しない他人の方が異常」と感じる者が多いことなんだそうですね。

 18日夜に行われた愛知県日進市の花火大会で、福島県川俣町で作られた花火の打ち上げを、放射性物質の拡散を心配する市民から苦情を受けた実行委員会が中止していたと報じられています。「にっしん夢まつり・夢花火」というイベントで、川俣町の煙火店製の花火80発を打ち上げ、東日本大震災の復興を支援する意向だったそうですが、新聞紙上で福島県の花火の打ち上げ予定を知った市民から「汚染された花火を持ち込むのか」などと、電子メールや電話が市に寄せられたといいます。市や商工会で構成する実行委員会が打ち上げ中止を決めたそうで、市は「苦渋の選択だったが、市民が不安を感じる状況で打ち上げは難しい」と話しています。
 
 これを受けて、今朝の朝日「天声人語」は「花火工場の放射線は十分に弱く、品は屋内に置かれていた。漠たる不安への感度はそれぞれだろうが、これはもう風評被害というほかない」と断じているのですが、全く同感です。

 同じような事態は京都の大文字焼でも起きました。個々人の懸念を一律の物差しで測ることは難しいけれど、福島の花火に苦情の電話、メールを送った人たちも、きっと、「過剰反応しない他人の方が異常」と考えているのでしょう。イベント「夢花火」の名が泣いているような気がします。

写真は、日進市での花火大会(SANKEI PHOTOより)
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