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 『父親が鹿児島県出身で、幼い頃から「潔さ」を教え込まれました』
 と、出馬表明で薩摩の出自を強調して見せた海江田万里さんですが、先ほどの民主党代表選で、苦杯をなめました。小沢ご一統の意向が、今回選挙を大きく左右するといわれ、その小沢氏が海江田さん支持を表明したことで、すでにこの敗北劇は用意されていたような気がします。「最大派閥(議員集団)が支持したことが敗因」という、何ともパラドキシカルな状況こそが、いまの民主党の実情をもっとも象徴している事実なのでしょう。  

 海江田さんが、「僕が小沢政治を嫌いなほんとの理由」という一書を上梓したのは1996年。今から15年前のことになります。その中で、小沢的政治手法とは相容れない自身の思想を披歴した海江田さんが、ここにきて小沢一族の「数」に擦り寄る姿を見て、溜息のひとつもつきたくなってしまう。
 
 不倶戴天の敵とまではいかなくても、どうしても受け入れがたい上司に、心ならずも頭を下げ、操を捨てて、大勝負に出なくちゃいけないこともあるさ。大義のためには、何でもあり、権力を握るまでの臥薪嘗胆って、そんなものさ…ま、いろいろ、正当化はできるのでしょうけれど、しかし、どう見ても、その姿はみっともない。こんな局面で、薩摩の士風だの潔さだのと言って欲しくない。そう思った鹿児島県人も多かったのではないでしょうか。長州人の私でも、恥ずかしい振る舞いと思ったくらいですから。  

結果、決選投票で野田佳彦さんの代表=総理就任が確実になり、さて、私としては財政再建派の野田さんが5候補中では、もっとも無難かなと思っていたので、それはそれで、いいのですが、中規模中学校の生徒会長選びと同じ程度、たった398人の投票で次期総理が決まってしまう虚しさ!  明治、大正、昭和がどんどん遠くなるのに合わせて、総理の座もどんどん軽くなって、この国、ほんとに「よく、この体たらくで、もってるよなぁ」というのが偽らざる実感です。
 

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