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2012.03.30 春爛漫
 3月31日、4月1日が土日の今年、今日3月30日が事実上の年度最後の日。午前中は一足早い辞令交付式が行われ、夕方には定年退職者を送る会が…今夜は、各地の盛り場で悲喜交々の歓送迎の宴が盛り上がるのでしょうか。
 
 当社でも全社員の20%強、5人に一人が1日付で職場のポジションを変えることになります。期待あり、不安あり、来し方行く末のさまざまな想いが胸を去来しながらの年度の締め括りになるのでしょう。異動という節目は、これまでの自分を振り返り、次のステップを踏み出すことによって、新しい自分像を作り上げていく大切なリセット・チャンスでもあります。人生の長い時間を過ごす職場での立ち位置が変わることによって、未見の自分に出会える可能性が広がっていく。

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 ポカポカ陽気が続いて、社屋の傍の街路公園に植えられたソメイヨシノも満開になりました。
ソメイヨシノという桜は、実は自ら子孫を残せない植物だと聞いたことがあります。なぜだか、よくはわからないのですが、元々は一本の木から生まれたクローンで、その種が発芽することはない、と。つまり、この樹木は自ら繁殖することなく、人間の手で接木、挿し木をしないと絶滅する運命にあるわけです。親もなく、子孫も残さず、一代限り、自分限りの一生を生きて、やがて、枯れていく。

人間の寿命に寄り添う形でしか生きられない木……いつの日か類人猿ヒト科が絶滅することがあれば、春の日差しの中で競うように咲き誇るソメイヨシノも後を追うように姿を消していくことになります。

そんなことを想い巡らせながら、満開のソメイヨシノを眺めていると、限りある生命を今日を限りと輝かせる花たちが愛しくなってきます。

旅立ちの春…「いのち」たちへの応援歌が聞こえてくる季節。 
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